ファッションに注目して話題のきっかけづくりに

何歳になってもお洒落を楽しみたいという人は多いですし、それが生きる活力になります。特に裕福層の集まる老人ホームなどでは、ファッションにこだわっている人も多くいます。利用者とのコミュニケーションの幅を広げるために、ファッションに注目してみませんか。着こなしのポイントを知って、上手に褒めることが大切です。

体型カバーの服装

年を重ねると、女性は腕やお尻まわりの体型が気になってきます。そんな時に、チュニックは体型をカバーしながらお洒落も楽しめて便利なアイテムです。若い人はレギンスに合わせることが多いですが、シニア世代の落ち着いた魅力が出せるのは、タイト過ぎない、ストレートやブーツカットのタイプのパンツに合わせること。「素敵なチュニック、〇〇さんがお召しになると気品が出てすごくお似合いですね」などと褒めてみてはいかがでしょう。

ネックレスでアクセント

シンプルなコーディネートには、ボリュームのあるネックレスがおすすめ。体型を気にする方にも、目線がネックレスにいくことで体型カバーの効果もあります。「ジュエリーが、〇〇さんの華やかなお顔によくお似合いですね」などという褒め方はどうでしょうか。

防寒とお洒落を兼ねる

春先など、コートを着る程ではないけれどちょっと肌寒いという時に役立つのがストールです。首を温めると、案外全身がぽかぽかしてくるもの。また、生地や柄の凝ったものなど、洋服に使うには勇気のいるようなデザインも、面積の小さいストールなら挑戦できます。ストールは、沢山持っていて毎日気分や服装で変えるのも楽しいので、プレゼントなどにもおすすめです。